楽器の良し悪し


おはようございます。このブログ投稿した時刻がでない。いま朝8時、ジム行こかと支度してたらフレーズが降りてきたので、iPhoneにボイスメモ。やっぱりゼマイティスじゃないと出せない音がある。

最近、ストラディバリウスの音はホントはいいのか?みたいなニュースを目にしたんだけど、僕は名器と呼ばれる楽器にはその楽器にしか出せない強烈な個性があると思ってる。

ゼマイティスならゼマイティスにしか出せない音が確実にあって、その音を自分で認識して、理解した上でその音の扱い方を獲得してくみたいな感覚があります。

ビンテージ楽器って希少性で値段が上がってるだけで良くないと言う声を聞くことがありますが、そういうネガティヴな情報って自分自身の経験じゃなくて、他人から得た情報だったり少しの試奏での判断が元になってることが多いと思う。楽器は所有してその楽器に向き合って初めて分かることもあるから、ビンテージ楽器は思い切って買ってみて、良いか悪いか自分でジャッジするしかない。僕はゼマイティスのメタルフロントとアコースティックを買った時、試奏の段階では良いのか悪いのか正直判断できなかった。所有してから、楽器のコンディションを整えて、何度も何度も弾いてるうちにとこれがゼマイティスのトーンか〜ってのが分かってきて他の楽器とは違う個性を認識しました。

一方で1965年のフェンダージャガーを昔、所有してたんだけど、当時の僕にはそのジャガーの良さが分からず手放しました。その楽器が良くなかったかもしれないし、自分に楽器を理解する実力がなかったのかもしれない。

今お気に入りのYONAGO BLUEと名付けたストラトは市場価値はほとんどない楽器だけど僕は良い楽器になってきたなって思う。

楽器の良し悪しを語るのは難しい。僕の意見はあくまで主観なので全員の正解じゃない。ただ言えるのは、自分自身で経験しないと楽器の良し悪しは分からないということは正解だと思います。ネットや他人の評価で楽器を判断することはできない。

※オーディエンスがどう受け取るかっていうのはまた別の話。?は弾き手の感覚の話。そこがまた難しい。

2017年5月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : Takuya